加害者とその保険会社に確認すべきこと

加害者の連絡先を聞きましたか?

加害者の氏名や車のナンバー、連絡先、住所等を聞いておきましょう。
これらは、適切な賠償を受けるために大切な情報となります。

加害者が入っている保険を確認しましたか?

自動車保険には、運転者が必ず加入する「自賠責保険」と、任意で加入する「任意保険」とがあります。

現在では多くの運転者が任意保険に加入していますが、加害者に必ず確認しておきましょう。

加害者は仕事中でしたか?

仕事中に起こした事故の場合、責任は運転者の使用者(勤務先の会社など)も負うことになり、被害者はその使用者に対しても損害賠償請求をすることができます。

したがって、この場合、加害者の勤務先を確認しましょう。

加害者側の保険会社へ、休業の必要性を説明しましたか?

休業損害(仕事を休んだ場合に加害者側の保険会社へ請求できる補償)は、会社を休んだ日数分、必ず支払ってもらえるわけではありません。

被害者は、医師の医学的な判断もふくめて「休業の必要性」を保険会社へ証明する必要があります。

ですから、休業損害を保険会社へ請求する際には、医師に自分の業務内容を説明し、仕事を休む必要がある旨の「診断書」などを発行してもらうことが大切です。

加害者側の保険会社へ、過失割合の根拠を聞いてみましたか?

加害者側の保険会社は被害者の味方ではないため、被害者に有利な過失割合を示してくるわけではありません。

なぜ、被害者の過失割合が「◯◯パーセント」と判断されたのか、その根拠となる理由を確認することが大切です。